タイで博士号を取得したリサーチ・アドミニストレーターのブログ

タイで博士号を取得したリサーチ・アドミニストレーターのブログです。これから、学術研究、教育、科学技術で国際連携などの道に進んでみたいなと志す大学・大学院生へ、自分らしい博士人材キャリアの”創り方”のヒントになるネタをお届けします。

【タイで博士号No1_6】祝!タイがアジアで留学したい国Top 1(2019ランキング)

タイ、アジアで留学したい国でTop 1獲得

少し前の発表内容ですがタイ人の友達のfacebookで目に留まりましたのでご紹介させて頂きます。education.comという世界中の教育プログラムを紹介し、将来の進学先探しをサポートする民間企業の調査で、アジアで留学したい国ランキング2019のトップにタイが、日本とシンガポールを抑えて1位に輝きました! パチパチパチ~!ちなみに、世界ランキングでも、タイは3位でした。

 

educations.com

https://www.educations.com/about-7002

”educations.com is the global online meeting point for students and schools in over 210 countries. Here, prospective students can quickly and easily find relevant information on study abroad options, while schools and higher education institutions can

Top 10 Study Abroad Countries in Asia - 2019 Rankings

https://www.educations.com/top-10-lists/top-10-study-abroad-countries-asia-2019-14343

 

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ランキング調査の指標が次の7つで、1~4あたりがいいですね。

  1. To experience a new culture
  2. To achieve career goals
  3. To have an adventure
  4. To make new friends/widen professional network
  5. To access higher quality teaching
  6. To study for free
  7. To attain a visa

特に、3 (to have an adventure)と4 (To make new friends/widen professional network)など、まさにその通りだなと実感します。

 

タイの次世代を担う科学技術人材育成のための国家的な取組

タイでは毎年、8月のこの時期ぐらいにタイ国家科学技術博覧会を大々的に開催し、主にタイの若い人材(小さい子供~)から大人まで科学技術への関心を高める取組を続けています。私も、2006年ぐらいに、タイ科学技術週間と言われていたときからブース展示やら時折、参加しておりました。

http://www.nsm.or.th/en/nsm-activities/important-activities-of-nsm/national-science-and-technology-fair.html

 

この間に、タイ側の展示物がだんだんと大規模にかつ、クオリティーが上がっていることは言わずもがなですが、個人的にすごいなと思うことは、国として全国津々浦々の小学校、中学校ぐらいに動員をかけて、沢山の若い子供(小学生~中学生あたり)が参加しつづけているということです。そして、高校ぐらいになると、サイエンスクラブ的に研究活動コンテストを行い、開会式で優秀な取組をした学生さんにはPrime Minister Awardの授賞式も開催されます。タイの子供、その先生や親にとってもモチベーションがあがる取組だなと思います。

 

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展示場はとても広く、タイだけではなく、他国のブースなど様々な展示物や科学技術教育の催しがあります。これが、1週間強に亘り開催されますので、毎年、100万人ぐらいが来場するといわれています。

 

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さて、2006年に初めて参加したときに、小学1年生(6歳)だったタイ人の子供は、現在9年で19歳(大学1年生~)になっているということですね。またまた、再掲ですが下のGDPの推移の中で、この6歳だったタイ人の子供は2006年以降は日本が長期低迷している間、ぐんぐん経済成長(タイ国内比)している環境の中で育った子供で、現在は大学1年生になっているということですね。今年、Prime Minister Awardを受賞した高校生たちも、数年後は大学生になって科学者や研究者の道へ進むかもしれません。そして、優秀な学生はそのまま偉くなって、タイの科学技術を成長させていく人材となるのでしょう。

 

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とういことで、何を言いたいかといいますと、冒頭のランキング指標に戻りますが、これからの日本の若い人材の方も、タイに留学するということの戦略的な指標として、4のTo make new friends/widen professional networkという点はさらに重要性が増すものと思います。

 

タイの活気のある社会で成長された、優秀でまじめなタイ人の同級生と、タイの整った研究環境を選びタイの大学で一緒に切磋琢磨して、世界の研究者コミュニティへインパクトの高い研究成果を共に生産するっていうアドベンチャーに挑んでみたい、日本人の学生さん出てこないかなー。